セフレを作る時に大事なことは何か?
それは信頼関係です。
女性は信頼できる人でないと、
決してセックスしようとは思いません。
信頼があるからこそセックスする気になるのです。
なんてことを言うと、
辟易する人もいると思います(笑)
「別に彼女にするわけでもないし、もっとライトにセックスしたいよ」
って思う人って結構いるんです。
ただ、やっぱり信頼って大事です。
これがないと、ライトなセックスにも進展しないんです。
で、ここで勘違いしてはいけないのは、
信頼って何よ?ってところです。
信頼って言うと一般的には、
「何でも話せる関係」とか
「困ったときに相談できる相手」とか
「いざという時に頼れる人」とか、
そういうイメージがあると思います。
だけど、セフレとしての信頼には、
ここまでのものは必要ありません。
そう、“セフレとしての信頼”があればいいのです。
必要なのは“セックスの相手としての信頼”なのです。
別に人生相談ができるような関係でなくとも、
仕事や就職の相談ができるような仲である必要もありません。
心の中を何でも話せるような信頼は必要ではないんです。
実際、セフレ相手に人生相談したり、
就活や仕事の相談をしたり、
家族や人間関係の相談をする人なんてほとんどいませんよね。
(セフレと友達関係を兼ねている場合は別ですが)
だけど、セフレにはなれるわけです。
セックスはできるわけです。
それは、セフレとしての信頼がそこにあるからなんです。
これって、催眠術なんかでも同じなんですよね。
催眠術には信頼が一番大事だと言われています。
催眠術にかけられる被験者がどれだけ催眠術師を信頼しているか、
それが催眠術がうまくいくかどうかに一番大事なポイントなんです。
被験者が催眠術師を信頼していることが絶対条件なんです。
それがなければ催眠は上手くいきませんし、
またプロの催眠術師はその信頼を獲得する技術に優れています。
でも、ここで言う信頼は“催眠術師としての信頼”なんです。
別に催眠術師に人生相談することも、
仕事や人間関係の相談をすることもないでしょう。
会ったばかりの催眠術師に対して、
人間として、友達としての信頼は皆無といってもいいでしょう。
でも、催眠術師としての信頼があるわけです。
プロの催眠術師だから、催眠においてならこの人に任せても大丈夫だ。
そういう催眠術師としての信頼があります。
だから催眠がうまくいくのです。
逆にこれが仲の良い友達が相手だとしたら、
催眠はうまくいきません。
どんなに普段は仲が良くて、
何でも言い合える信頼出来る友達だとしても、
催眠にかかるとは限りません。
それは、催眠術師としての信頼がないから。
「大丈夫かよ?」っていう気持ちがあるからなんです。
こういうことって日常でもよくあることですよね。
例えば職場の上司の場合。
別に上司に恋愛の相談や家族の悩み相談をすることもないですし、
上司とは何でも話せるような関係にあるという人はほとんどいないでしょう。
むしろ上司に恋愛の話をするとかマジ無理、
って人が大多数だと思います。
でも、仕事についてだったら?
仕事上のことを相談したり、
困難があった時に頼ったりすると思います。
そこには上司としての信頼があるから。
仕事における信頼があるから。
だから仕事においては上司に身を任せることができるわけです。
セフレとしての信頼もこれと同じなんですよ。
セックスにおける信頼、セフレとしての信頼があれば、
セックスしてもいいという気になります。
逆に友達としての信頼がどんなにあったとしても、
セックスの相手としての信頼がなければ、
セックスすることに抵抗を感じてしまうんです。
ですから、女の子をセフレにしたい、セックスしたいと思った時は、
どうすれば女の子に「この人とならセックスしてもいいかな」と思わせられるか、
それを考えるようにすることが大事なんです。
でも、どうしても男はこの信頼を作ることよりも、
いかにして女性を欲情させるかばかり考えてしまいます。
いわゆる欲情させて落とすテクニックですね。
そこばかりに目を奪われてしまうわけです、男って生き物は。
しかし、女性はどんなに性的な欲情を感じたとしても、
セックスする相手としての信頼がない男とはセックスしません。
安心してセックスできる相手でなければ、
セックスしようという気にはならないわけです。
いかにして女性を落としてセックスに持ち込むかという力技ばかり考えるのではなく、
セフレとしての信頼をどうやって作っていくのか、
そこをもっと考えていけばセフレも作りやすくなるんです。
心理テクニックというのは、そのためにあるのです。
確かに女性を欲情させるためにも心理テクニックは使えますが、
心理テクニックの使い道ってそれだけじゃないんですよ。