今回の内容は前回の続きみたいな感じでしょうか。
例えば、出会い系なんかで女性と知り合って、
いざ会うとなった時に、よく言うセリフがあります。
それが
「勝負下着付けて来てね!」
別に本気で勝負下着を付けてこいと要請しているわけでもなく、
あくまでもジョークで言っているだけです。
そしてもちろん、言われた女性の方も
本気とは受け止めずジョークとして受け止めています。
でも、このジョークの一言が、結構効くんです。
このジョークの一言によって、
ジョークとはいえセックスを意識させることができます。
この一言でセックスへの紐付けがされるわけです。
これによって頭ではジョークとわかっていても、
セックスを意識させることができるんですね。
やはりセックスを意識させておくと
そこから先へも進展させやすくなりますからね。
頭では「まさか」とは思いながらも、
心のどこかで「もしかしたら」と思わせることが大事なのです。
そしてこの「もしかしたら」の気持ちが、
女性の中にセックスへの心構えを生んでくれます。
この心構えがあるのとないのとでは全然違います。
いざセックスへのアプローチを少しずつ始めた時の受け止め方が
大きく変わってくるんです。
心構えができていると受け入れ態勢もできてくるので、
“お誘い”への抵抗感も薄くなります。
これが心構えができていない状態でセックスへの誘導が始まると、
どうしても“いきなり感”がありますので、
拒否反応も起こりやすくなるんです。
事前に僅かでもいいので「もしかしたら」という気持ちを
心のどこかで意識させておいて心構えを作らせておくと、
セックスへの誘導もスムーズに受け入れてくれやすくなるのです。
また、この「もしかしたら」という気持ちが、
「念のため」という気持ちも生んでくれます。
「勝負下着を付けてきてね」という一言が
ジョークで言っているとは頭でわかっているんです。
だから頭ではまさか本当にエッチするとは思ってはいません。
でもどこかに「もしかしたら」という気持ちが生まれますので、
「念のため勝負下着を付けていこう」という行動を生むのです。
女性自身はエッチする気で勝負下着を付けるわけではないんです。
でも、万が一エッチすることになった時のことを考えて、
念のため勝負下着を付けていこうという気持ちに繋がるんです。
実際にエッチすることになるとわかるのですが、
これをしておくとほぼ100%勝負下着を付けて来ています。
念のためとはいいながらも、
セックスへの準備をしてきているんですね。
(ま、もちろん、女性の中には男性と会う時は
必ず勝負下着を付けていくという人もいますので、
全部が全部この言葉の効果かどうかはわかりませんが。)
で、この「勝負下着を付ける」というセックスへの準備の行動が、
これまた別の心理を生んでくれます。
念のためとはいいながらもせっかく準備したものに対して、
幾分かの期待が生まれてきます。
人間、せっかく準備したのにそれを発揮する機会がないとなると、
心のどこかでガッカリするものなんです。
せっかく準備したのなら使いたい、
と思うのが人間の習性なわけです。
勝負下着を付けるというのはセックスへの準備です。
せっかく準備したのなら披露したい、
そういう期待みたいなものが生まれてくるわけです。
この期待感はセックスへの大きな後押しになります。
もちろんこの期待感は頭でハッキリ意識した期待感ではなく、
心のどこかで意識している、ある意味では無意識の期待感とも
言えるかもしれません。
でも、セックスへの準備をした状態で男性に会うことは、
どこかで期待する自分というのを生んでしまうんです。
少なくとも「絶対にセックスは拒否するぞ」という
頑なな拒否感は完全に消え去ります。
逆にせっかく準備をしたのに、
それを披露する機会がないとなると、
どこかガッカリする気持ちになるかもしれません。
別にエッチするつもりできたわけでもないのに、
どこか肩透かしを食った気分になるわけです。
会う前にジョークで言った
「勝負下着を付けてきてね!」
このたった一言でここまでの効果を生むことができるわけです。
もちろんセリフは「勝負下着を付けてきてね」じゃなくてもOKです。
「ホテル予約しておくね」とか
「コンドーム箱ごと買って持っていくよ」でも何でもいいです。
それでも「もしかしたら」という気持ちを
生むことはできますからね。
ただ、女性に「勝負下着を付けさせる」という
セックスへの準備を女性にさせるという意味では、
「勝負下着を付けてきてね」がいいかもしれませんね。
中には、「コンドーム持って行くわ」の一言でも、
自発的に念のためを思って勝負下着を付けてくるかもしれませんが。
他にも色々バリエーションがあると思いますので、
ちょっと考えてみてください。
ただ、このテクニックとも、
当然ケースバイケースで使う必要があります。
例えば、出会い系で知り合った子と
それまで趣味の話しかしていなかったのに、
会う時になって突然「勝負下着付けてきてね」なんて言ったら、
「は?」って思うでしょうしね。
状況に合わせて使っていく必要があるわけです。
こうしたテクニックというのはそれ単体で使っても
効果がないこともあります。
テクニックは、そこまでの流れや
その他のテクニックとの組み合わせなどを考慮して
使っていく必要がありますからね。
小さなテクニックを組み合わせながら使っていくと
効果が出てくるわけです。
テクニックというのは、
単体で「これだけやれば間違いなし!」
みたいなものではないんです。
ただ、もしこのテクニックを使えそうな
シチュエーションになったら、是非やってみてください。
結構な効果がありますから。ホントに。
あ、あとこのテクニックって、
別に出会い系に限定したテクニックではないですからね。
シチュエーションさえ合えばリアルの知り合い相手にも使えます。
その辺も状況を見極めつつですね。